実業家、経済学者の成田悠輔さんをご存じですか?
テレビ番組やYouTubeでも活躍中で、ユーモアのある話しぶりが話題です。
今回は、成田悠輔さんの生い立ちについて調査します!
目次
成田悠輔の生い立ちは?Wikiプロフィール&経歴!
(引用元:kidsline)
成田悠輔のWikiプロフィール
成田悠輔さんのプロフィールをまとめました。
本名:成田悠輔
生年月日:1986年(誕生日不明)
出身地:東京都
学歴:東京大学、東京大学大学院、マサチューセッツ工科大学
家族構成:4人家族
職業:実業家、経済学者、助教授
不登校だった?
中学・高校時代は不登校だったようです。
不登校は小学校の途中から既に始まっており、原因は重い睡眠障害でした。
体力がなく、眠りに関する障害があって朝起きれない、なので学校に行けない。そんな少年でした。(引用元:kidsline)
通学途中で道や駅のベンチ、電車の中で眠ってしまうこともあったそうです。
そんなわけで、学校には籍を置いているだけで、ほとんど通っていない状態でした。
しかし、学校で授業を受けなくても、勉強はできたといいます。
そして、中学・高校にまともに通わず、最終的に東京大学合格を果たします。
学校に行っていないにも関わらず勉強ができたというのは、家庭での教育によるものだったのでは?とも考えられます。
しかし、決して良い家庭環境ではなかったようです。
成田悠輔の父親が失踪?
成田さんが十代の頃、父親が失踪したそうです。
一家は、父、母、成田さん、弟の4人家族でした。
父親は「新しい人生を始めたい」と言っていなくなったそうですが、失踪後一切連絡は取っていないそうです。
インタビューで、両親についてこう語っています。
「(父は)マージャン好きで、ことあるごとに負けて借金を作り、それが雪だるま式に膨らんでいました。」
「母は共依存的なところがあり、父にブチ切れながらも状況を作り直すことができず二人して泥沼にハマっていく。そういう両親でした。」(引用元:NIKKEI STYLE)
母親も父親との縁を切ることはせず、家庭の状況は修復できなかったようですね。
成田さんは少年時代の記憶も語っています。
「プレハブ小屋のようなアパートに住んでいた」
「父は半分「プー太郎」状態で母が働いており、狭いワンルームに一家4人。」
(引用元:NIKKEI STYLE)
金銭的にかなり困窮した家庭で育ったようです。
成田さん自身は他の家庭を知らないため、この状況を自然と受け入れていました。
元々父親は、成田さんと同じく麻布高校出身のエリートだったそうです。
お酒やタバコ、賭け事に依存してしまった結果、このような状況に陥ってしまったようです。
しかし、壮絶な家庭環境の中で、学生時代の成田さんは人生を変える出会いをします。
インターネットとの出会い
中学時代の成田さんは、インターネットにハマりました。
コンピューターに詳しい知人にPCを作ってもらい、メーリングリストや掲示板をのぞいていたそうです。
メーリングリストとは?
複数の人へ同時に同じメールを送るシステムのこと(引用元:チエネッタ)
そこで、成田さんは、柄谷行人さんのグループに行き着いたそうです。
柄谷行人(からたに こうじん)さんは、哲学者、文学者、文芸批評家です。
成田さんと同じく東京大学経済学部出身で、多くの著名人に影響を与えてきました。
(引用元:論座)
「その頃、柄谷さんは『NAM』(ニュー・アソシエイショニスト・ムーブメント)という怪しい社会運動を始めていたんです。
社会思想や哲学系の人や、文学・音楽関係の人、それに政治活動家のような人たちが集まる謎のコミュニティがあり、そこに僕も出入りするようになりました。」
(引用元:NIKKEI STYLE)
『NAM』の活動に、当時中学生の成田さんは積極的に参加していきました。
その姿勢が買われ、学生運動家の飲み会に誘われたりと交流が盛んになっていったそうです。
成田さんは当時の自分について、こう語っています。
「無限にあった時間と、過剰な情報が安価にあふれかえっている状況と、ネットを介して垣間見る世界とが、僕の中でうまく化学反応を起こしていた。学校に行かなくて本当によかった」(引用元:NIKKEI STYLE)
不登校の学生時代に、成田さんにとって今に繋がる価値のあるものを得たようです。
成田悠輔の経歴・仕事は?
成田さんは、不登校だった麻布中学・高校を無事に卒業し、東京大学に進学します。
さらに、東京大学大学院に進み、経済学研究修士課程を修了します。
そこから、成田さんはアメリカにあるマサチューセッツ工科大学へと進みました。
(引用元:O-DAN)
アメリカに行った頃の成田さんは、英語の読み書きも話すこともできなかったそうです。
渡米して英語の海に投げ込まれ、溺れそうになって必死に泳いでいるうちに、死なないくらいの英語力がつきました。(引用元:yahooニュース)
あえて逃げ道を失くしたことが、英語の習得に繋がったと語っています。
こうして研究者としての学びを深めていき、現在も経済学者として活躍し続けています。
現在の仕事は、半熟仮想株式会社の代表と、イェール大学の助教授です。
肩書としては、研究者、事業者、執筆者です。
また、テレビ番組やYouTubeにも出演し、マルチに活躍されています。
YouTubeチャンネルの「日経テレ東大学」でパーソナリティを、ウェブテレビの「ABEMA Prime」では月曜週替わりでMCを務めています。
メディアに出演する際にかけている、丸と四角のメガネはトレードマークになっていますね。
(引用元:kidsline)
ちなみにこのメガネは、「新しいアイデアが落ちてくるメガネが欲しい」と言ったところ、店員さんが持って来たそうです。
また、成田さんはSNS上での発信も活発にされています。
Twitterのフォロワーは21万人(2022年5月現在)で、ユニークなツイートも多く人気を博しています。
明日金曜の朝、目覚められたら日テレのスッキリに伺います。夜は起きていられたらテレ朝の報道ステーションに伺います。日曜昼はカットされなかったらビートたけしのTVタックルに伺います
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) May 12, 2022
大活躍されている現在も、睡眠障害による生活への影響は続いているようです。
成田悠輔の学歴は?
(引用元:MBSNEWS)
出身小学校はどこ?
成田さんは、北区立滝野川小学校出身だそうです。
小学校時代の自分について語っています。
「人との付き合いが苦手で、何カ月も誰ともしゃべらずに過ごすこともありました。」(引用元:NIKKEI STYLE)
睡眠障害もありましたが、学校という場所自体にも馴染めなかったようです。
何時間も空を眺めて過ごしていたそうで、小学生の中頃から不登校気味になっていました。
出身中学・高校はどこ?
成田さんは、麻布中学校、麻布高等学校出身です。
東京都港区にある私立の中高一貫校で、成田さんの母親が希望していた学校だそうです。
麻布高校は開成、武蔵と並び「御三家」の一つとして有名です。東京大学には毎年80人から90人以上の合格者を輩出しています。(引用元:みんなの高校情報)
高校からの編入はできないそうで、麻布中学校の偏差値は68と非常に賢い学校です。
難関の中高一貫校に合格した成田さんですが、中学・高校時代も不登校でした。
出席日数が足りず、毎年進級の危機に迫られていたようです。
「先生たちによる「プリント1枚の提出で出席10回に換算」といった計らいで、なんとか落第を免れていた。」(引用元:NIKKEI STYLE)
学校側の配慮のおかげで、無事に高校を卒業できたようです。
出身大学はどこ?
成田さんは、東京大学の経済学部出身です。
東京大学といえば、日本のトップ大学として有名です。
成田さんは、偏差値67といわれる東京大学経済学部に所属していました。
高校卒業後の成田さんは、
「引きこもり時々バックパッカー生活に突入」(引用元:NIKKEI STYLE)
そこから1年ほどして、母親に説得されて大学受験をしたそうです。
最終的に、東京大学を主席で卒業し、卒業論文は優秀賞も受賞しました。
大学院はどこ?
成田さんは、東京大学大学院の経済学研究科修士課程を修了しています。
また、その後、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得しています。
マサチューセッツ工科大学は、アメリカのマサチューセッツ州にある私立大学です。
世界大学ランキングでは、5位にランクインしています。
日本のトップと言える大学を卒業した後に、海外の学校へ進んだようです。
これまでの経歴を見ても、学ぶ姿勢や吸収力の強さが感じられます。
成田悠輔が天才と言われるエピソード3選!
(引用元:YouTube)
天才エピソード①不登校で、難関の中高一貫校に合格
成田さんは、偏差値68の麻布中学・高等学校に合格しています。
小学生の途中から不登校になったそうですが、勉強は抜群にできたそうです。
このエピソードだけを聞いても、天才と言わざるを得ません。
天才エピソード②不登校で、東京大学に合格
高校を卒業した後に大学受験をし、東京大学経済学部に合格しました。
高3時の受験は、対策の勉強ができていなかったため辞めたそうです。
受験のための勉強など何年もしていなかったので、センター試験も「暗号にしか見えず」、早々に受験戦線から撤退した。(引用元:NIKKEI STYLE)
しかし、その状況から東京大学に合格、さらに主席で卒業しました。
天才エピソード③卒業論文が受賞される
大学生の時に、卒業論文が大内兵衛賞を受賞しています。
主席賞とも呼ばれ、非常に優秀な論文のみに与えられる賞のようです。
大内兵衛賞とは?
東京大学経済学部の最優秀卒業論文に数年に一度授与される賞
まとめ
今回は、成田悠輔さんの生い立ちについて調査しました。
才能もあり、学ぶ努力も怠らない、逆境を跳ねのける強さを感じました。
これからの活躍も非常に楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました!